開館5周年記念企画展「稲生平太郎生誕290周年 稲生物怪録 -時空を超える物語-」
湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)は令和6(2024)年4月26日に開館5周年を迎えました。また、本年は5周年に加えて、《稲生物怪録》の主人公「稲生平太郎」の「生誕290周年」にあたる節目の年でもあります。この記念の年に初めて《稲生物怪録》をテーマとした企画展を開催します。
本展示では「稲亭物怪録」系統の作品群を中心に当館所蔵の資料とあわせ、貴重な「稲亭物怪録」系統の絵巻5点すべてを初めて県内外から一堂に集め展示します。また、《稲生物怪録》諸作品の研究を行った広島・三次の先人らの功績から、現代の創作作品まで、幅広く紹介します。
本展示をとおして、時空を超え親しまれ続ける妖怪物語《稲生物怪録》の魅力、そして、ゆかりの地「三次」を知っていただけたら幸いです。
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会 期:令和6(2024)年7月11日(木)~10月15日(火)
※会期中、展示替えを行います。
開館時間:9時30分~17時(最終入館16時30分)
休 館 日:水曜日(ただし、8月14日は開館)
入 館 料:一般600(480)円
高・大学生400(320)円
小・中学生200(160)円
※( )は20名以上の団体。
※企画展・常設展は共通のチケットです。
主 催:湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)
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また期間中、本展の関連イベントを次のとおり開催します。
・イベント情報
◆記念もののけ講演会
7月13日(土)
13:00~14:00 もののけ神楽:横谷神楽団「稲生平太郎」
14:00~15:30 もののけ講演会:「《稲生物怪録》と三次 ――創作意識と作品背景――」
講師:杉本 好伸 氏(安田女子大学名誉教授)
会場:三次ふれあい会館(三次市三次町1828-5)
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◆記念もののけシンポジウム
8月10日(土)
13:00~14:00 もののけ神楽:大子共炎NexT「相馬一輪」
14:00~16:30 もののけシンポジウム:「《稲生物怪録》の魅力 ――妖怪研究者たちは何に惹かれたか――」
講師:杉本 好伸 氏(安田女子大学名誉教授)
東 雅夫 氏(文芸評論家・アンソロジスト)
香川 雅信 氏(兵庫県立歴史博物館学芸課長)
〔司会〕植田 千佳穗(当館館長)
会場:三次ふれあい会館
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◆もののけギャラリートーク
7月20日(土)、8月17日(土)、9月21日(土) 各日13:30~14:00
学芸員が企画展示室をご案内します。
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◆もののけの日
会期中の開催日:7月28日(日)、8月25日(日)、9月29日(日)
毎月、最後の日曜日は「もののけの日」!
中学生以下は入館料無料。当日はさまざまな妖怪たちがお出迎えします。
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◆もののけワークショップ「稲生物怪録絵巻をつくろう!」
8月4日(日)①10:00~12:00 ②14:00~16:00 ※申込期間有
講師:三次の烏天狗、当館学芸員
会場:三次ふれあい会館(三次市三次町1828-5)
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◆もののけ夏まつり2024
8月10日(土)・11日(日)・12日(月・休)
盆おどりやナイトミュージアムなど、お楽しみもりだくさん!
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◆もののけツアー
9月29日(日)13:00~15:00 ※申込期間有
講師:当館学芸員
三次町にある《稲生物怪録》ゆかりの地をご案内します。
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◆三次もののけ遺産&グルメスタンプラリー
7月11日(木)~10月15日(火)
《稲生物怪録》ゆかりの地“三次町”を巡って、プレゼントをゲットしよう!
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※各種イベントの詳細については、公式HP・SNSにて順次お知らせします。