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<strong>夏と秋の特別企画展<br>「妖怪を描いた浮世絵師たち」</strong>

夏と秋の特別企画展
「妖怪を描いた浮世絵師たち」

期間:令和7年6月27日(金)~11月18日(火) 【前期】 6月27日(金)~9月2日(火) 【後期】 9月4日(木)~11月18日(火) ※前期・後期で大幅な展示替えをおこないます。

江戸・明治と時代の最先端を走り、役者絵・美人画・風景画など、数々の名作を残した浮世絵師たち。浮世絵(Ukiyo-e)は、いまや日本を代表する芸術のひとつとされています。
そこにやってきた妖怪ブーム!浮世絵師たちはこぞって筆をとり、英雄と対決する大迫力の酒呑童子や九尾の狐、背筋も凍る恐ろしい幽霊など、妖怪を多種多彩に表現しました。本展は世にも珍しき、妖怪づくしの浮世絵展!どうぞお見逃しのなきよう、ご覧くださいませ。


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  • <見どころ>

    葛飾北斎、歌川国芳、月岡芳年など、当代の人気絵師が描いた妖怪浮世絵の傑作を多数展示。浮世絵師たちが彩った江戸の妖怪ブームをたどります。

    「百物語 さらやしき」 
    葛飾北斎「百物語 さらやしき」 江戸時代後期 中判錦絵
    【展示期間:前期 6月27日~9月2日】

    「浅倉当吾亡霊図」
    歌川国芳「浅倉当吾亡霊図」 嘉永4(1851)年 大判錦絵3枚続
    【展示期間:前期 6月27日~9月2日】

    「新形三十六怪撰 源頼光土蜘蛛を切る図」
    月岡芳年「新形三十六怪撰 源頼光土蜘蛛を切る図」 明治25(1892)年 大判錦絵
    【展示期間:前期 6月27日~9月2日】

    「髪切の奇談」
    歌川芳藤「髪切の奇談」 慶応4(1868)年 大判錦絵2枚続
    【展示期間:後期 9月4日~11月18日】

    <関連イベント>

    ① 記念もののけ講演会
     令和7年7月12日(土) 13:30~15:00
     演題:「浮世絵師たちの妖怪キャラクター創作術」
     講師:日野原健司 氏(太田記念美術館・主席学芸員)
     会場:三次もののけミュージアム交流館 平太郎サロン
     定員:40名 ※申込不要、先着順
    「講演会」


    ② もののけサロントーク
     令和7年10月11日(土) 13:30~14:30
     講師:植田千佳穗(当館館長)
     会場:三次もののけミュージアム交流館 平太郎サロン
     定員:40名 ※申込不要、先着順
     企画展の見どころをスライドを使ってご紹介します。

    ③ もののけギャラリートーク ※毎月第3土曜日
     令和7年7月19日、8月16日、9月20日、10月18日、11月15日
     各日13:30~14:00
     定員:各回先着10名
     学芸員が企画展示室をご案内します。

    <グッズ情報>

    夏と秋の特別企画展「妖怪を描いた浮世絵師たち」の開催に合わせて、オリジナルグッズが登場!


    妖怪しおり・ブックカバーシリーズ「さらやしき」「かみきり」「つちぐも」
    各480円(税込)



    源頼光、土蜘蛛を切る巾着
    990円(税込)



    亡霊パタパタメモ
    660円(税込)





    常設展示「日本の妖怪」

    常設展示「日本の妖怪」

    人知を超えた自然現象に対する畏怖や、心の不安から生み出されてきた妖怪。絵画や書籍、日用品、玩具などから、妖怪が人々の生活に密接に関わってきた様子を紹介します。

    常設展示「稲生物怪録」

    常設展示「稲生物怪録」

    江戸時代の三次を舞台とした妖怪物語《稲生物怪録》。本や絵巻を中心に、実在した主人公とその歴史背景、伝播し続ける物語の魅力を紹介します。

    チームラボ 妖怪遊園地紹介


    描いた妖怪がスクリーンで動きだす、インタラクティブな作品を体験しながら学べる空間。
    妖怪の存在をより身近に、面白く感じることができます。

    チームラボ妖怪遊園地

    お絵かき妖怪とピープル

    teamLab, 2019, Interactive Digital Installation

    この草原は、みんなの描いた妖怪たちとピープルが集まる広場です。紙に自由に、妖怪たち(河童、天狗、人面)やピープル(男の子や女の子)を描きます。すると、描いた絵に命が吹き込まれ、目の前の巨大な草原で歩き出します。 妖怪たちやピープルに触ると、びっくりして、様々なアクションをとります。





    妖怪が住まうテーブル

    妖怪が住まうテーブル

    teamLab, 2019, Interactive Digital Installation

    このテーブルは、小人たちと妖怪たちが住んでいるテーブルです。小人たちはテーブルの中で走り回っていて、こちらには気付きません。しかし、テーブルの上に手を置いたり物を置いたりすると、気付いて、飛び乗って来ます。小人たちと遊んでいると、妖怪たち(カエルつづら、九尾の狐、五日市の雷獣)が現れて一緒に遊びだします。






    妖怪カメラ1

    妖怪カメラ

    teamLab, 2010-, Interactive Installation

    「妖怪カメラ」は、サイネージで自撮りするカメラです。妖怪に囲まれたり、『稲生物怪録』のように様々な妖怪に驚かされたり、撮影者が河童に変身していくなど、撮影を楽しみながら妖怪を知るきっかけとなるオリジナルフレームで撮影することができます。撮影後はダウンロードしてSNSにシェアすることもできます。







    妖怪カメラ2











    デジタル妖怪大図鑑

    エントランスホール


    デジタル妖怪大図鑑

    大画面でたくさんの妖怪を体感できるギャラリーです。大型タッチモニターには、空間いっぱいに次々と妖怪が現れ、前を通過する来館者に反応して興味を惹きます。気になる妖怪の写真にタッチして詳細を見たり、妖怪の種類や生息する場所、姿形などを選んで、関連する妖怪を次々に見ていくことで、新しい発見と学びを生み出します。