開館5周年記念企画展
「稲生平太郎生誕290周年 稲生物怪録 -時空を超える物語-」
期間:会期:令和6年7月11日(木)~10月15日(火) ※会期中、展示替えを行います。
本展示は、日本妖怪博物館の「開館5周年」と、《稲生物怪録》の主人公・稲生平太郎の「生誕290周年」を記念し開催する企画展です。《稲生物怪録》の中でも「稲亭物怪録」系統の作品群を中心に取り上げ、物語の変容する姿をご覧いただきます。ほか、企画展関連イベントとして講演会やシンポジウム、ワークショップ、ギャラリートークなどを開催します。
ー見所ー
【その①】
日本妖怪博物館で初めての《稲生物怪録》がテーマの企画展。県内外の貴重な「稲亭物怪録」系統の絵巻作品5点全てを、初めて一堂に集めた展示は必見です!
【その②】
三次在住の漫画家・宇河弘樹による《稲生物怪録》をモチーフにした漫画作品『朝霧の巫女 平成稲生物怪録』の原画6点を展示!
【その③】
展示室内に《稲生物怪録》の主人公「平太郎の部屋」を再現。来館者は怪異や妖怪が現れる物語の世界感を体験できるほか、フォトスポットとしても楽しめます!
ー関連イベントー
主な展示資料
「稲亭物怪録」(部分)江戸時代 広島県立歴史民俗資料館蔵
【展示期間:通期 ※9月5日~場面が替わります】
「稲生物怪録絵巻A本」(部分)江戸時代 個人蔵
【展示期間:通期 ※9月5日~場面が替わります】
「(仮称)稲亭物怪録絵巻」(部分)江戸時代 当館蔵
【展示期間:通期 ※9月5日~場面が替わります】
「稲生物怪録絵巻B本」(部分)江戸時代 個人蔵
【展示期間:通期 ※9月5日~場面が替わります】
「稲生家妖怪伝巻物」(部分)江戸時代後期 国際日本文化研究センター蔵
【展示期間:7月11日~8月6日 ※8月8日~パネル展示】
「朝霧の巫女 平成稲生物怪録」原画 宇河弘樹 少年画報社 平成12(2000)年 個人蔵
【展示期間:通期】
開館5周年記念特別展
石黒亜矢子(絵)×京極夏彦(文)新作絵本『もののけdiary』出版記念「体験!石黒亜矢子原画展」
湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)では、令和6年度の開館5周年記念特別展を次のとおり開催します。是非ご来館ください。
タイトル:開館5周年記念特別展
石黒亜矢子(絵)×京極夏彦(文)新作絵本『もののけdiary』出版記念
「体験!石黒亜矢子原画展」
会期:令和6年4月26日(金)~10月15日(火)
会場:三次もののけミュージアム交流館(平太郎サロン)※博物館となり
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
休館日 :水曜日(ただし5月1日・8月14日は開館)、7月9日(火)
入館料 :一般600(480)円、高・大学生400(320)円、小・中学生200(160)円
※( )は湯本豪一記念日本妖怪博物館の入館券を提示した際の料金。
主催:湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)、中国新聞社
共催:株式会社Tune
協力:株式会社岩崎書店、一般社団法人三次観光推進機構(みよしDMO)
後援:三次市、三次市教育委員会
関連グッズ
「新作絵本 『もののけdiary』
文・京極夏彦、絵・石黒亜矢子(B5変型、88ページ、岩崎書店刊)
販売価格=2,200円(本体2,000円+税)
会場内特設ショップにて、先行販売決定!
★令和6年4月26日(金)9:30より販売いたします。
★ご購入はおひとり様につき、2冊までとさせていただきます。
- ≪参考≫ 『もののけdiary』書誌情報(※外部サイト:岩崎書店公式ウェブサイトに遷移します。)こちらから
関連イベント
「もののけの日」限定!ぬり絵プレゼント&中学生以下入館料無料
毎月最後の日曜日「もののけの日」に、「体験!石黒亜矢子原画展」にご来場いただいたお客様、各日先着50名様に、受付で『もののけdiary』の挿絵をつかったぬり絵を配布いたします。また、当日は中学生以下の入館料が無料になります。
※ぬり絵は全8種、おひとり様につき1枚配布。絵柄は選べません。
会期中の「もののけの日」
【4月28日、5月26日、6月30日、7月28日、8月25日、9月29日】
ときどき本物の妖怪があらわれる!?フォトスポット
会場内にあるフォトスポットは、写真&動画撮影OK!ときどき本物の妖怪があらわれます。
※「もののけの日」など、他のイベントが重なる日に妖怪の出現率が上がります。
常設展示「日本の妖怪」
人知を超えた自然現象に対する畏怖や、心の不安から生み出されてきた妖怪。絵画や書籍、日用品、玩具などから、妖怪が人々の生活に密接に関わってきた様子を紹介します。
常設展示「稲生物怪録」
江戸時代の三次を舞台とした妖怪物語《稲生物怪録》。本や絵巻を中心に、実在した主人公とその歴史背景、伝播し続ける物語の魅力を紹介します。
チームラボ 妖怪遊園地紹介
描いた妖怪がスクリーンで動きだす、インタラクティブな作品を体験しながら学べる空間。
妖怪の存在をより身近に、面白く感じることができます。
お絵かき妖怪とピープル
teamLab, 2019, Interactive Digital Installationこの草原は、みんなの描いた妖怪たちとピープルが集まる広場です。紙に自由に、妖怪たち(河童、天狗、人面)やピープル(男の子や女の子)を描きます。すると、描いた絵に命が吹き込まれ、目の前の巨大な草原で歩き出します。 妖怪たちやピープルに触ると、びっくりして、様々なアクションをとります。
妖怪が住まうテーブル
teamLab, 2019, Interactive Digital Installationこのテーブルは、小人たちと妖怪たちが住んでいるテーブルです。小人たちはテーブルの中で走り回っていて、こちらには気付きません。しかし、テーブルの上に手を置いたり物を置いたりすると、気付いて、飛び乗って来ます。小人たちと遊んでいると、妖怪たち(カエルつづら、九尾の狐、五日市の雷獣)が現れて一緒に遊びだします。
妖怪カメラ
teamLab, 2010-, Interactive Installation「妖怪カメラ」は、サイネージで自撮りするカメラです。妖怪に囲まれたり、『稲生物怪録』のように様々な妖怪に驚かされたり、撮影者が河童に変身していくなど、撮影を楽しみながら妖怪を知るきっかけとなるオリジナルフレームで撮影することができます。撮影後はダウンロードしてSNSにシェアすることもできます。
エントランスホール
デジタル妖怪大図鑑
大画面でたくさんの妖怪を体感できるギャラリーです。大型タッチモニターには、空間いっぱいに次々と妖怪が現れ、前を通過する来館者に反応して興味を惹きます。気になる妖怪の写真にタッチして詳細を見たり、妖怪の種類や生息する場所、姿形などを選んで、関連する妖怪を次々に見ていくことで、新しい発見と学びを生み出します。